またまた、新出用語を見つけました。「お宿バブル」です。
1.京都新聞の社説から
7月3日の京都新聞さんの社説『路線価の下落「観光頼み」を見直す時』で発見しました。本記事では、インバウンドを見込んだ宿泊施設のバブルで地価が上昇していたが、「観光客の急増と急減に翻弄(ほんろう)されてきた地域の将来像を、改めて見直すことが必要だろう」として、本来の地方創生に戻ることを主張しています。
2.「お宿バブル」はいつから使われている?
いろいろと検索してみますと、2018年頃には、ブログの中で「お宿バブル」という単語を使用している人を発見することができます。しかし、その記事をよく読むと、京都新聞の記事に基づいてコラムを書いているようなので、結局、京都新聞さんの造語なのだと思われます。
3.観光公害(オーバーツーリズム)
常々、京都では、観光公害(オーバーツーリズム)の問題が深刻になってきていたことから、ある面観光だけに頼らない街づくりが求められているのだと思います。
4.不動産鑑定評価では?
では、不動産鑑定評価ではどうするのでしょうか?
やっぱり、「一般的要因」や「地域要因」として価格に反映するべきなのでしょう。

鑑定士M
「新出じゃないじゃん!」と言われるかもしれませんが(笑)